貞享式海印録 索引

貞享式海印録 巻一 索引
発句発句に切れ字の道理あること発句かたやうの事巻頭の事
脇の事謁師客挨拶主挨拶餞別・送別
留別首途待受雑部 薙髪(剃髪)
新宅賀・年賀 文台賀 初会 納会 余興
翁忌墨直し追悼・懐旧(哀傷)遺吟・立句追善
古人の句文通・留守の発句述懐名所
題発句四季脇の容易ならぬ事
第三第三のこと(概説)見立て 天然の句を自己にして作意を付けること
自己の句を天然にして作意を付けること古語裁ち入れ、倒置などの文法
上五言に不用の用語 上中の五七言に不用の用語
中七言に不用の用語 下五言に不用の用語
「かな留め発句」の「第三にて留」、苦しからぬこと
三物歳旦三物・三物
表合せ六句表(表六句)本式十句表(本式表十句)八句表(特別な表八句)
貞享式海印録 巻二 索引
去嫌去り嫌い 総論
表に惜しむもの 一覧
表に
惜しま
ない物
官名、風流名、通名非殺伐、軍城、兵器軽述懐、老・親子・女・仙人
軽病、医薬懐古、非無常、夢、涙非神物
非釈物・鐘非恋物・芸旅・国替・京、田舎、大国名、異国
無名の名所、旧跡、名物不浄物怪物
4句目5句目以下
裏移り裏移りと待ち兼ね裏移後、角句の趣向
匂、花・挙句匂花・挙句 概説前の詞を用いる匂撰集、巻頭・巻軸の匂
主人・客が挨拶する巻の匂立句は常体にて題の匂
ほ句と同他季の挙句雑の挙句挙句に始めて、景物を出さざる事
短巻への追加短い先巻の続きに、匂を用ひたる例
奉納・法楽夢想開き追善



人倫人倫と人倫の運び/人倫二去/人倫の噂
異体の字姿・情・用父母、子非人倫
異人古人老・若己・我男女
君・客支体涙・夢
尿屎・雪隠類述懐
山類異山類、越、嫌はず山、三去峰・谷・島、面去山類付句
水辺異水辺、越、嫌はず水辺、三句続川・水、三去舟、五去
浪、面去流・滝、面去橋、面去海・浦・浜、面去池・井、面去
異場、越、嫌はず野、三去何里・里、面去
原・村、面去市、町、辻、面去庭・場、面去田・畑、五去
田に畑変はり、二去道、三去石・岩・砂・土、面去
居処異居処、越、嫌はず屋、三去商号の屋、五去
家、音訓変はり、二去家・宿・門(もん)・門(かど)、五去戸・垣、五去
壁と塀変はり、五去住・窓・柱、面去店・棚・畳、面去
庵・隣、折去風呂、折去普請、折去家敷(屋敷)・家根(屋根)、折去
貞享式海印録 巻三 索引
恋 (総論)恋、三去恋の字、面去
恋に非ざる恋の字、恋句、越、嫌はず恋を続くる心得
恋を捌くるゝ心得花に結ぶ恋待宵売恋
落つる恋男色乞食の恋盗人の恋老の恋
後家の恋僧の恋発心観想の恋
うはなり打(後妻打ち)下女の恋幽霊といふ恋
前後同趣向の恋、意かはる時は苦しからず恋の巻恋に非ざる句
旅体、越、嫌はず。三句続旅の字、面去
名所名所、二去名所・地名・国名、何と組みても、二去
国名、二去名所類に、京・外国・大国類・地名・名物等、越、嫌はず
京と都、面去外国名、面去国の字、面去
国と国、付句国名に、同国・名所、付句同国名所、付句
神祇神祇、二去神の字、面去宮、面去
祭、折去神に釈・無常、付句非神物・神祇、越、嫌はず
神・釈、越、嫌はず神・無常、越、嫌はず
無常異無常、三去同体、無常、面去
無常、二句続死、折去
釈教釈教、二去非釈物・釈、越、嫌はず寺・坊、面去
寺、音訓変はり、五去仏・菩薩、類変はり、二去
仏の字、面去僧・尼・講、面去釈・無常、越、嫌はず
乾坤乾坤の論雨言ひかへ、三去雨、同訓、五去
時雨、折去降物変はり、二去降り物に、聳・雷・空、越、嫌はず
降り物に、降・聳、風、付句霜、面去露、面去
雪、面去氷、面去風、言ひかへて、二去風、同訓、三去
嵐・颪、折去春風、秋風、折去風に、吹・寒、越、嫌はず
風に、降・聳、越、嫌はず聳え物、二去雲、三去
霞・霧、折去煙・陽炎に降・聳、越、嫌はず聳え物、付句、並に雷
空に天人、晴れに照り、越、嫌はず空・影、五去
照・晴、五去闇・曇・光・天、面去天気、折去
時分時分、同字、三去異時分、越、嫌はず
夜分、二去夜体、越、嫌はず夜分、付句
時節時節年、音訓変はり、二去年、三去涼、同季、面去
寒、季変はり、三去寒、同季面去時節の詞、同季・他季共に、越嫌はず
異月、並に音訓とも五去異名の月並、越嫌はず春夏秋冬の字変り、越嫌はず
春夏秋冬の字、各五去春夏秋冬の字を用ふる心得春秋同季、五去
夏冬同季、二去他季、歌仙に五所の例春秋の季を引上ぐる心得
素春、歌仙に一。百韻に二季移り夏冬、移り
他季、一句挾み四季移り、変格当季、按ずる事
春、他季を当季に捌きたる例春、季を活かしたる例
雑の物を、季に捌きたる例(春)夏、他季を当季に捌きたる例
夏、季を活したる例秋、他季を当季に捌きたる例
秋、季を活したる例雑の物を、季に捌きたる例(秋)
冬、他季を当季に捌きたる例冬、季を活したる例短歌行、春四続
雑、表裏季なきをいふ雑の体、季ありて、季の用なきをいふ
無季の格、季の詞隠れたるをいふ四季の格
一句離れて雑となる物、同季越嫌はず春秋の慥かなる季を、雑に用ひたる例
雑の巻文台開新式歌仙
貞享式海印録 巻四 索引
月の事助字の月秋発句にて、四五迄延びたる月
折端迄、延びたる月折口へ引上げたる月異名月
異名、歌仙に二同他季の月、歌仙に二歌仙、三月短句の変格
前後、同趣向の月古式、四月歌仙新式、二月歌仙
新式歌仙、表に出でたる月源氏、四月の論短歌、こぼし月
月、面を隔て、五去月日星、変はり二去月に月次、三去
ゲツとグワツ、二去訓の月・異名、越嫌はず音の月・異名・正の月、越嫌はず
月に弥生の類、越、嫌はず日次に月、越、嫌はず
月に、降・聳・風・照・朧・影・天等、越、嫌はず月に同時分、越、嫌はず
月待・月祭は正の月の事日に月、附句
月次・九月尽等に、月を付くる曲節月に紅葉の付
月に、蛍・稲妻・花火の付月に、闇・朧・雨雲・立秋・八朔・卅日の付
七夕に、月の付月食を用ふる曲節
月に、名所の付月の名所にて、花の句
前句より、月を言懸くる曲節月より、前句へもたるゝ曲節
隠月の変格月次に、月を持せし変格
非月物非月物、月に付句も、越も嫌はず月の字有りて、非月物、正の月に三去
素秋素秋、百韻にても一第三にて留めたる素秋素秋三物
素秋の巻素秋中に出たる曲節百韻に、素春二、素秋一出でたる変格
日に、降・聳・風・冴・照・天の類、越嫌はず日に、月次、越嫌はず
日、三去日に、日次、二去日に、音の日次、越嫌はず
日次、二去数字日次、二去日次に、地名の月日星、越嫌はず
日に、けふ、付句日に、昨日・けふ・あす・朔・晦、越嫌はず
昨日・けふ・明日、各、面去同作の日、折去同季の日、折去
星、面去
花の事非正花物正花に有名の花、三去
非植の花(カ)の字、越、嫌はず春、正花他季の正花、一巻一
花(カ)と音に用ひたる変格月・花、結びたる句、一巻一
初折ちる花、後折初花、苦しからず他季の桜と花、三去
同季の桜と花、面去定座に、助字の花を許す事
花の座の事花折去花を呼出す事
呼出しを待たぬ花花の前後、雨風苦しからず
風にちる花、越、嫌はず花前後、名所苦しからず一巻一句の花
同趣向の花、変格雑の花、変格花の座、打越に植物の論
桜を正花とする変格花に桜を付け、桜に花を付くる曲節
植物木草、越、嫌はず木類、二去草類、二去
非植物、同体草木に、越、嫌はず月の桂、月の花、非植物
木・草の字、各三去松・竹、五去枝・葉、五去
苗・根・菜、面去穂・実・種、面去薮・柴、面去楓紅葉、面去
一巻一句の植物栄枯にて、一巻二つの植物、折去
生類異生類、越、嫌はず同生類二去生類、付句
鳴子類に生類、網に魚鳥、越、嫌はず非生物同体、生類に、越、嫌はず
鳥の字、三去虫の字、三去馬に馬士、五去馬、面去
馬異体、二去干支、面去犬・牛、折去羽・尾・鶏、面去
蜂、同季、折去。異季、面去蚊、折去魚・鯰、折去
貝類、面去一巻一句の生類盛衰にて、一巻二つの生類、折去
貞享式海印録 巻五 索引
填字填字、同訓、越、嫌はず ※当て字と同訓字。師走-師恩
同字同字別吟、越、嫌はず ※同じ字の別読み。大事-大原
異体異体、三去 ※同じ字で別のもの。松茸-松虫-松明
留字越、留字を嫌はずり・る、三並、四越
四段活きくしすひふちつむ 下二段状言の「く・し・き、も」
「なり」と「なる」、「けり」と「けれ・れ」、「む」と「らむ」て留、越、嫌はず
に留、三去なり留けり留・ける留・たり留、三去
らむ留、三去るゝ留、三去ず留・ぬ留、三去
「と・ぞ・や・か・さ・過去し・た」留、三去状言の「かし・なし・なき」留、三去
「もなし・べし」留、面去「よ・を・な・頃」留、面去。
哉留、折去「つゝ・ながら・らし・こそ・なりけり」留、折去
短句の「て留・に留」、歌仙に二、百韻に三
体字留、歌仙に十六続きてには留、歌仙十五続き
折合折合辞(おりあい・てには)短より長へは嫌はざる例
表に折合を許したる例裏以下、折合、嫌はざる例
同字付句同字、付句、嫌はず ※前句「這い回る」に付句「見回る」
多用の辞
(てには)
多用の辞続き、限らず三四越並、嫌はざる辞
「て・に・を・は・の・と・も・る」
打越並、嫌はざる辞  「す・ふ・ず・ぬ・ば・し・へ・たる・ても・にも」
越並あるは、三越、嫌はざる辞  「が・か、なに・いか・なぞ・たれ・いつ・いづこ、や」
上下にかはり、越、嫌はざる辞  「で・ど・よ・ぞ・む・らむ・しく・しき・けり・なり・るる・」
体言・用言体言・用言総論三去用言、活かはり、越、嫌はず
二去用言  「見・居・取・付・する・有・がり・無・成・出・入・来・置・立・打・当・合・知・よし・」
五去・面去の用言、活かはり二去
二去体言  「此・物・高・小・先・中・内・折・笑・古」
三去用言  「連・過・込・広・待・行・替・着・聞・思・言・啼・喰・吹・咲・散・降・狂・織・習・指」
三去、辞・体言  「とも・ども・とて・やか・さう・かね・ばかり・まで・さへ・こそ・
未・何・其・是・中・大・今・儘・事・又・間・程・半・座・色・時・所・方・音・声・御」
五去用言  「渡・渡・上・下・分・明・引・寝・直・書・好・集・包・釣・捨・払・摘・持・控・折・」
五去辞・体言  「かな・つつ・ながら・故・只・上・下・様・世・新・古・跡・陰・度・奥・裏・名・」
面去、用言面去、用言
遠、近、遣、追、廻、逢違、通、遊、掃、揃、投捜、提、抜、押、搗、染
消、汲、澄、濁、清、洗深、淋、泣、眠、覚、薄荒、恐、忘、急、悪、惜
憎、恨、忍、尋、嫌、飽飲、案、定、寄、終、続細、結、馴、初、被、商
召、向、笑、臭、呼、咄突、舞、冠、登、弱、和恥、作、借、侘、飛、語
誘、読、謗、誉、売、買貰、貸、重、並、盛、盗乱、巻、別、刈、離、果
植、枯、掘、破、起、脱隠、早、参、匂、動、干疎、踏、出来、仕廻、流行、歩行
面去、辞・体言面去、辞・体言
かりけり、さり、さていつ、いく、いかにはや、先ず、猶、必、皆、此方
爰(ここ)、どこ、よそあはれ、初(はつ)、外前、後、横、末、縁(へり)
西、東、あだ、くせ、俄仮、頃、徳、役、番、隙間(あわい)、礼、献(こん)
香(か)、賃、数、昔殿(どの)、留主、世中浮世、自由、義理、機嫌、景色
貞享式海印録 巻六 索引
数字数字、異同、越嫌はず数字、三続
送り字送り字、越、嫌はず
飲食飲食かはり、越を嫌はず飲物、二去食物、二去
非飲食物、同体、越、嫌はず飲食、付句酒、同訓、面去
酒、音訓、飲・酢・樽・盃にかはり、五去飯、面去
飯、茶、其の器とかはり、五去茶、面去
餅、面去米、面去菓子・塩・油・肴、折去
薬類、面去湯、飲・浴・泉かはり、面去
衣類、二去非衣類物、越、嫌はず衣(ころも)に衣(こ)、三去
衣(ころも)・衣(きぬ)、五去袖・懐、五去袋・布、面去
器財異器財、越、嫌はず同体器財、二去笠・枕、五去
杖・箱・台・箸、面去荷・紙・簾、面去刀・弓類、面去
鐘・鉦・太鼓、面去車、面去金・銀・銭、音訓、面去。同訓、折去
金・銀・銭とかはり、五去草鞋・縄・俵・網、折去樽・蓋・板、折去
書体
(書くこと)
書体、二去非書体物、越嫌はず集・冊子・詠・吟・句と変り、三去
詩歌・連俳・文と変り、五去文(ふみ)・玉章・状と変り、五去
状・文・札、面去歌・絵・墨、折去
火体異火体、二去。(古へは異同共、三去)同火体、三去
非火体物、越、嫌はず火・烟・焼・焚、面去
色字異色字、越、嫌はず
青・黄・赤・白・黒、各三去色立、一巻一
畳字・畳語畳字・畳語
一字一点一字一点
古句古句、再び用ひても、付肌の変勝る時は、苦しからず
なぞらへ准(なぞらえ)付。
場の句場の句、案じ方
軍事、地戻軍事、地戻軍事面去殺伐の句、仕損じの戒め
死活死活
一句立一句立の論
両体両用両体両用の弁
輪廻輪廻(わまわし)の論
内体・外体内外の論
自他自他の論
案じ方案じ方禁物の弁前句を画と見立て叶ひたる例
前句を見せ物と見立て叶ひたる例
前句を歌と見立て叶ひたる例前句を夢と見立て叶ひたる例
前句の鳥獣を人に見かへて叶ひたる例軍事に飲食の付叶ひたる例
諸変格
花、変格一座に花二本付けまじき事花を折端へこぼさぬ事
表の花、第三以下にせぬ事正花に用ひまじき物の事
植物に非ざる正花は当門になき事
花を隠すまじき事花を畳むまじき事
月、変格月を妄りにすまじき事三日月・有明、二つはあるまじき事
月を雑に用ひまじき事月待は正の月なる事月五去、守るべき事
宵闇は月にならざる事星月夜、長月、仕損じ
季節変格季節変格素春、百韻、三所の変格
歌仙、素春・素秋、両方あるまじき事秋の字、近き異例
秋季・春季、六続き異例一巻一の物を、二、三用ひたる変格
表に惜しむ
物の変格
表に惜む物を用ひたる変格脇に、神・釈を出したる仕損じ
稲、木草変格稲、面去。変格木類・草類、越・三続
人倫等越人倫、越気、越人・者、越
天象等越天象、越日並・夜分、越
降物、越聳物、越
神祇釈教等越神祇、越釈教、越名所、越
野・山・天、越同体器、越衣類・火体、越
活字変格活字、越、変格辞・体字、越、変格
留字、越、変格「の」の字留、仕損じ


貞享式海印録 曲斎述   安政6年(1859)序

<解題>
 芭蕉の伝書という、「二十五箇条(貞享式)」をもとに、芭蕉俳諧の実例を根拠として、通則を見いだして記録したもの。
 芭蕉研究の上で、「二十五条」をはじめ、芭蕉の伝書は、ことごとく偽書、付会の書とされるが、その点は芭蕉の高弟のたちの責であるとともに、初心の者を惑わすとして、流布を許さなかった芭蕉の姿勢に従えば、それでよい。数多くの実例から帰納的に証された貞享式海印録の価値に、影響はない。曲斎の見いだした蕉風俳諧の通則は、蕉風俳諧で学ぶ者にとって、一級の資料である。
 因みに、海印とは、静かな海が万物を映すように、仏の知恵の海に一切が映し出されること。
 底本は、当初「貞享式海印録 佐々醒雪・巌谷小波校、俳諧叢書第4冊、博文館、大正3。国立国会図書館蔵」としたが、解題に「(原書は)版下の校正頗る疎漏…略…往々誤字あり脱漏あり、殆ど読み下し難き」とある通りなので、印刷が鮮明な原書「貞享式海印録 河内屋和助、 河内屋和助, 安政6序。早稲田大学図書館蔵」に切り替えた。

<曲斎略歴>

 曲斎(きょくさい・原田はらだ、名;重吉/通称金助、号;瓢子)1817ー74 周防徳山小間物書籍商、俳人、美濃派の巒化・右麦門、家業を弟吉兵衛(麦園瓢廬)に譲り俳諧研究と著述に専念、正風復古主唱;巒化に俳諧革新の書を送り美濃派を破門;著書発禁処分、平田派国学、 七草吟社創立、1857右麦追善「彼岸桜」編、「翁忌」編、1853「発願文註釈」55「蕉門通鑑」編、1859俳論「貞享式海印録」60「七部婆心録」、「言葉の袖鏡」、辞世[暁や水観ずれば蓮の音](「日本古典作者事典」から引用)


凡例

貞享式海印録 凡例
・ 蕉門俳諧式目の一つ、「去嫌」を見るため、貞享式海印録を講読した。
底本
(1)貞享式海印録(俳論作法集)佐々醒雪・巌谷小波 校、俳諧叢書第4冊、博文館、大正3
 国立国会図書館デジタルコレクション蔵。
 巻一から巻二までを閲覧。
(2)貞享式海印録(原本)橘屋治兵衛(京都寺町二条下)ほか
 早稲田大学図書館蔵。
 巻三から巻六までを閲覧。
参照本
(1)芭蕉七部集中村俊定校注、岩波書店、昭和42
 

冬の日・春の日・阿羅野・ひさご・猿蓑・炭俵・続猿蓑

(2)芭蕉連句集中村俊定・萩原恭男校注、岩波書店、平成22
(3)蕉門俳話文集神田豊穂、日本俳書大系刊行会、大正15
 

葛の松原・続五論・二十五カ条・俳諧十論・篇突・宇陀法師・三冊子・花実集・旅寝論・去来抄・去来文他

(4)その他、図書館蔵書
愛知教育大学図書館蔵書
 熱田皺筥物語・有磯海・砥浪山・いさよひ笠・木の葉懐紙・小弓誹諧集・続花摘・俳諧芭蕉談・白扇集・冬の団扇・星会集
愛知県立大学図書館蔵書
 青瓢集・東六鳳・俳諧天の河・伊勢新百韻・韻塞・俳諧歌まくら・瓜名月・柿表紙(下)・鎌倉海道・其角翁十七回忌・菊の十歌仙・北時雨・句兄弟・越の名残・芭蕉庵小文庫・三千化・三疋猿・俳諧四幅対・焦尾琴・誹諧初学抄・節文集・誹諧続寒菊集・そこの花・阿誰話・東華集・俳諧長良川・夏衣・難陳二百韻・後の旅集・白陀羅尼・初茄子・東山墨なをし・東山万句・一幅半・俳諧深川・藤しをり・藤の首途・文月往来・文星観・本朝八仙集・三顔合歌仙行・三日歌仙・三物拾遺・蓑虫庵小集・陸奥鵆・ももさへづり・桃の首途・八夕暮集・山中集・夜話狂・雪白河集・浪化集・六華集・渡鳥集昼巻
石川県立図書館月明文庫蔵書
 俳諧有の儘・誹諧其灯・孤松
国立国会図書館蔵書
 己が光・柿表紙・今日の昔・つばさ・桃の実
酒田市立図書館光丘文庫蔵書
 名の筐・武蔵曲
富山県立図書館中島文庫蔵書
 有磯海・市の庵・賀茂の矢立・皮籠摺上・桜山臥・獅子物狂・浪化公追善上・俳諧其鑑・鳥之道集下・南無俳諧・俳諧花の故事・別座舗・雑談集・本式并古式・壬生山家集・六の花・桃盗人・山中三笑
八戸市立図書館蔵書
 袖珍抄・芭蕉袖草紙・春と秋・秘書要訣・雪之光
山梨県立図書館甲斐文庫蔵書
 千鳥掛集・芭蕉林俳諧集
早稲田大学図書館蔵書
 熱田三歌仙・渭江話・射水川・梅の嵯峨・枯尾華・其角七部集(虚栗、新山家、花摘、花摘下、誰が家)・梧一葉・金蘭集・句餞別・五元集・西華集・三四考・次韻・蕉翁俳諧集・師走嚢・新山家・住吉物語・続有礒海・続新百韻・続其袋・続虚栗集・繋橋・鶴のあゆみ・東西夜話・刀奈美山・俳諧一葉集・俳諧歌枕・誹諧有也無也之関・俳諧古今抄・俳諧天尓波鈔・花乃蘂・葉の雫・深川集・袋表紙・夕かほの歌・雪丸け・蓬莱嶌・類柑子・渡鳥集夜巻
 
表記
(1)字体
概ね、簡易な字体に替えた。  螢→蛍/鷗→鴎/藪→薮/檜→桧/曾→曽/附→付/燈→灯
(2)用字
差し支えないと判断したものは、概ね簡略なものに替えた。  あし:蘆・葦・葭→芦
誤用と判断したものは、正した。  笘葺→苫葺
変換、表示できない文字は、図形か分解字で示した。  ぼさつ原書(原本、菩薩) → ぼさつ造字(図形)・[艹+廾](分解字)
(3)仮名遣い
底本(橘屋板行本、引用部分の仮名遣いは、ほぼ直されている)に添うよう努めた。
(4)符号
句読点・中黒・括弧などを付した。
(5)同の字・踊り字
「同」は、すべて元の語句に替えた。  翁。同→翁。翁
々・ゝ・ゞ」は、次のようなもの(別単語、異濁音など)を除き、概ね使用した。
  蕨こはばる卯月野ゝ末蕨こはばる卯月野の末
  なでゝこはゞる革の引はだなでてこはばる革の引はだ


は、使用を避けた。  はる
と → はるばると / 時雨
 → 時雨時雨
(6) 背景色
海印録の引用、書名・句・文章。(薄若竹色)
曲斎の記述。(薄萱草色)
サイトの注釈。(薄勿忘草色)
引用俳書・引用句
海印録引用俳書は、略称順の一覧で示した。
巻一で示されたものは[角括弧]、追加のものは〔亀甲括弧〕でくくった。但し、追加でも確認できた俳書は[角括弧]でくくり、一覧に追加した。
重複する略称は、区別した。  [奥]→[奥]奥の細道、[奥栞]奥栞/[サル]→[さる]猿蓑、[さる廻]猿舞師
芭蕉一座の俳諧など主立った巻で、歌仙以外は形式又は句数を示した。  百韻/五十韻/四十四/半歌仙/二十句など
主立った巻は、発句の上五を添えた。  あら何ともなや/須磨ぞ秋/詩あきんどなど
必要に応じて、句称を示した。   発句/脇/第三/初オ4/初ウ12/名オ1/挙句など
  このページは、蕉風俳諧の式目を探る講読の記録である。推敲もしていないので、誤りは多々ある。
 




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