俳諧季寄せ「季語蔵」

季語の初・中・晩








































































































































季語:仲秋/4分類(天地・人事・植物・動物)/五十音順

俳諧季寄せ「季語蔵」 秋季/仲秋の部
仲秋/ 天地 (天・地・時・候・暦)
季語読み季語読み季語読み
あおぎた青北風あおげたならい青げたならいあきかぜづき秋風月
あきでみず秋出水あきなかば秋半ばあきのしゃにち秋の社日
あきひがん秋彼岸あきひがんえ秋彼岸会あけのつき明の月
あさづきよ朝月夜あさびえ朝冷あしのあき蘆の秋
あまびえ雨冷あまよのつき雨夜の月あめのつき雨の月
あめめいげつ雨名月あわばたけ粟畑いざよい十六夜
いざようつきいざよう月いなかのつき亥中の月いまち居待
いまちづき居待月いもあらし芋嵐いものあき甘藷の秋
いもばたけ甘藷畑いもめいげつ芋名月うげつ雨月
おしあなおしあなおとしみず落し水かしょう佳宵
かぜひまち風日待かぜまつり風祭がび蛾眉
かみなりこえをお・雷声を収むかりがねさむきかりがね寒きかりくづき雁来月
かりわたし雁渡しかわぎり川霧きくびより菊日和
きびあらし黍嵐きびばた黍畑きぼう既望
きょうのつき今日の月くがつ九月くさつづき草津月
くさやま草山くもるめいげつ曇る名月けいげつ桂月
けいろうのひ敬老の日こうがんくる鴻雁来るこうずい洪水
こぎり濃霧こそめづき木染月こぞめづき濃染月
こもちづき小望月こよいのつき今宵の月さけおろし鮭颪
ざんげつ残月さんごのつき三五の月さんごや三五夜
したびえ下冷じゃくげつ若月じゅうごや十五夜
じゅうしちや十七夜しゅうしゃ秋社じゅうはちやづき十八夜月
しゅうぶん秋分しゅうぶんのひ秋分の日しゅうれい秋冷
じゅうろくや十六夜しょはく初魄しらぬい不知火
しんげつ新月せきはずす堰外すせんげつ繊月
そうげつ荘月たいふう台風たいふうか台風禍
たいふうがん台風眼たいふうけん台風圏たいふうのめ台風の目
たいふうり台風裡たかにし高西風たけのはる竹の春
たちまち立待たちまちづき立待月たみずおとす田水落す
たんしょうのつき端正の月ちゅうしゅう中秋・仲秋ちゅうしゅうせつ仲秋節
ちゅうしゅうむげつ仲秋無月ちゅうしょう中商ちゅうりつ中律
ついたちのつき朔日の月つきあかり月明りつきこよい月今宵
つきのあめ月の雨つきのくも月の雲つきのつるぎ月の剣
つきのまゆ月の眉つきみづき月見月つばめさりづき燕去月
どようじけ土用時化なかのあき仲の秋なだかきつき名高き月
なんげつ難月にじゅうさんや二十三夜にはちや二八夜
にひゃくとおか二百十日にひゃくはつか二百二十日ねまち寝待
ねまちづき寝待月のこるつき残る月のちのひがん後の彼岸
のわき野分のわきあと野分跡のわきぐも野分雲
のわきだつ野分だつのわきばれ野分晴のわけ野わけ
はぎづき萩月はくろ白露はつかいなか二十日亥中
はづき葉月はづきじお葉月潮はっさく八朔
はつしお初潮はつづき初月はつづきよ初月夜
ひいやりひいやりひえびえ冷え冷えひやひやひやひや
ひややか冷やかひゆる冷ゆるふけまち更待
ふけまちづき更待月ふじのはつゆき富士の初雪ふしまち臥待
ふしまちづき臥待月ふつかづき二日月ふつかのつき二日の月
ぶどうえん葡萄園べにぞめづき紅染月まえなぬか前七日
まつよい待宵まゆがきづき眉書月まゆづき眉月
まよなかのつき真夜中の月まんげつ満月みかづき三日月
みかづきまゆ三日月眉みずおとす水落すみずはじめてかる水始めて涸る
みずみまい水見舞みっかのつき三日の月むげつ無月
めいげつ名月めいげつ明月もち
もちづき望月もちのしお望の潮もちのよ望の夜
もみおとし籾落し(風)やくび厄日やまじやまじ
ゆうつゆタ露よいやみ宵闇よしはら葭原
りゅうとう龍燈りゅうふちにひそむ龍淵に潜むりょうしょう良宵
りょうや良夜わさだ早稲田わせだ早稲田
仲秋/ 人事 (衣・食・住・職・遊・情・身・品・催・神・仏・忌)
季語読み季語読み季語読み
あきあわせ秋袷あきがわり秋代り(奉公)あききょうげん秋狂言
あきご秋蚕あきす秋簾あきすだれ秋簾
あきのあわせ秋の袷あきのおきまつり秋の釈奠あきのこまびき秋の駒牽
あきのじもく秋の除目あきのせきてん秋の釈奠あきのでがわり秋の出代り
あきのひな秋の雛あきのふつかやいと秋の二日灸あきばしょ秋場所
あまこ甘子(鮭)あわうつ粟打つあわかる粟刈る
あわひく粟引くあわほす粟干すあわむしろ粟筵
あわめし粟飯あわもち粟餅いちばんしぶ一番渋
いっぺんき一遍忌いもほり甘藷掘りいわしみずまつり石清水祭り
うさほうじょうえ宇佐放生会うさまつり宇佐祭りうまいち馬市
うまのいち馬の市うろぬきな虚抜き菜(間引)えいへいじかいざ・永平寺開山忌
えぼかい絵行器おとこやままつり男山祭りおな小菜(間引)
おにつらき鬼貫忌おばながゆ尾花粥おばなのかゆ尾花の粥
かきしぶ柿渋かきつきうた柿搗き歌かぼちゃき南瓜忌
かまくらはちまん・鎌倉八幡祭りからしなまく芥菜蒔くかんげつ観月
きくびな菊雛きしぶ生渋きしぶおけ木渋桶
きじょうき鬼城忌きたのずいきまつり北野芋茎祭りきびかる黍刈る
きびだんご黍団子きびひく黍引くきょうかんじもく京官除目
ぎょうずいなごり行水名残ぎょうずいのはて行水の果ぎょうせいさい暁星祭
きょろくき許六忌きりはらのこま霧原の駒きんごま金胡麻
くがつきょうげん九月狂言くがつしばい九月芝居くがつばしょ九月場所
くさどまり草泊りくさばなあきまく草花秋蒔くぐみのさけ茱萸の酒
ぐみのふくろ茱萸の袋くりおこわ栗強飯くろごま黒胡麻
けしまく罌粟蒔くけひまつり気比祭りけみ毛見・検見
けみのしゅう毛見の衆けみのひ毛見の日けみのまかない毛見の賂い
けみはて毛見果てこちょうよう小重陽ことししぶ今年渋
ごなんのもち御難の餅ごにちのきく後日の菊ごまがら胡麻殻
ごまかる胡麻刈るごまたたく胡麻叩くこまひき駒牽
ごまほす胡麻干すこまむかえ駒迎えごろうせいき五老井忌
さいかくき西鶴忌さいごうき西郷忌ざんぎくのえん残菊の宴
さんじんき山人忌さんろき山廬忌しきき子規忌
ししぶえ鹿笛しぶかす渋糟しぶつく渋搗く
しぶとり渋取しぶとる渋取るしゃくやくのねわけ芍薬の根分け
しゅうきこうれい・秋季皇霊祭しゅうさん秋蚕じゅうじかさい十字架祭
しゅうしさい愁思祭しゅごのてんしの・守護の天使の祝日しょうがほり生姜掘り
しょうじあらう障子洗うしょうじいるる障子入るるしょうじのはりかえ障子の貼替
しょうじはる障子貼るしょうじふすまを・障子襖を入れるしょしゅうさん初秋蚕
しんごま新胡麻しんしぶ新渋しんだいず新大豆
ずいきほす芋茎干すずいきまつり瑞饋祭りずいきみこし芋茎御輿
すじこ筋子すじゅうき素十忌すすきがゆ薄粥
すずきつる鱸釣るすだれおさむ簾納むすだれのなごり簾の名残
すだれのわかれ簾の別れすだれはずす簾外すすどしまう簀戸蔵う
ぜあみき世阿弥忌せいぼせいたんさい聖母生誕祭せいみかえるさい聖ミカエル祭
せいみかえるのし・聖ミカエルの祝日そうとうしゅうか・曹洞宗開山忌そどうき素堂忌
たいぎき太祗忌たいこうき太閤忌たかきにのぼる高きに登る
たかむしろなごり簟名残たかむしろのわかれ簟の別れたかもりき隆盛忌
たけきる竹伐るだこつき蛇笏忌だざいふてんまん・大宰府天満宮祭
だざいふまつり大宰府祭だっさいき獺祭忌たつのくちほうな・龍口法難会
たのみのせち田実の節たのみのせっく憑の節供たのものせち田面の節
ちゅうしゅうさい仲秋祭つかさめし司召つきのえん月の宴
つきのざ月の座つきのとも月の友つきのやど月の宿
つきまつる月祭るつきみ月見つきみざけ月見酒
つきみぢゃや月見茶屋つきみぶね月見舟つきをまつ月を待つ
つくりきじ造り雉つくりさぎ造り鷺つくりすずめ綵雀
つぼがり坪刈つまみな摘み菜つるがおかはちま・鶴岡八幡祭り
つるがおかまつり鶴岡祭りつるがまつり敦賀祭りていかき定家忌
できあき出来秋てんしさい天使祭どうげんき道元忌
とうこう登高とおかのきく十日の菊としよりのひ年寄の日
とよのあき豊の秋とんぶりとんぶりどんりゅうき呑龍忌
なかぬきな中抜き菜なきずもう泣角力なごりきょうげん名残狂言
なまびく菜間引くなんさい南祭なんしゅうき南洲忌
にばんしぶ二番渋のぎき乃木忌のぎまつり乃木祭り
のちのあわせ後の袷のちのでがわり後の出代わりのちのひな後の雛
のちのふつかぎゅう後の二日灸はこざきほうじょ・筥崎放生会はこざきまつり筥崎祭り
はちまんまつり八幡祭りはっさくのいわい八朔の祝はっさくのしろか・八朔の白帷子
はっさくのしろこ・八朔の白小袖はなちがめ放ち亀はなちどり放ち鳥
はららご鮞(鮭卵)はららごめし鮞飯はららじる鮞汁
ばんしゅうさん晩秋蚕ひえかり稗刈りひえひく稗引く
ひきわけづかい引分使いひしこづけ鯷漬ひしこほす鯷干す
ひずなます氷頭膾ひでのき秀野忌ひでよしき秀吉忌
ひねしょうが陳生姜ひめうりのせっく姫瓜の節句ひめうりびな姫瓜雛
ふすまいるる襖入るるぶどうしゅかもす葡萄酒醸すぶどうしゅせいす葡萄酒製す
ぶどうしゅつくる葡萄酒作るぶどうだな葡萄棚ふやあんき不夜庵忌
へちまき糸瓜忌へちまだな糸瓜棚へちまのみず糸瓜の水
へちまのみずとる糸瓜の水取るへちまひく糸瓜引くへちまみず糸瓜水
へちまみずとり糸瓜水とりほうさく豊作ほうさくき鳳作忌
ほうじょうえ放生会ほうじょうえ豊穣会ほうじょうがわ放生川
ほうねん豊年ほしいも干し藷ほしか干し鰯
ほぜまつり豊穣祭りぼたもちえしき牡丹餅会式ぼたんのつぎき牡丹の接ぎ木
ぼたんのねわけ牡丹の根分けまつたけめし松茸飯まびきな間引菜
まれすけき希典忌むかごとり零余子採りもちづきのこま望月の駒
もりたけき守武忌やはたほうじょうえ八幡放生会やまいもほり山芋掘り(薯蕷)
ゆぎょうき遊行忌よしどしまう葭戸蔵うよしのき吉野忌
よしのだゆうき吉野太夫忌ろうじんのひ老人の日ろげつき露月忌
わいんつくるワイン作るわいんまつりワイン祭わせかり早稲刈り
わせかる早稲刈るわたうちゆみ綿打ち弓わたかい綿買い
わたくり綿繰りわたつみ綿摘みわたとり綿取り
わたほす綿干すわたゆみ綿弓
仲秋/ 植物 (菌・藻・草・木)
あいのはな藍の花あおすすき青薄あかざのみ藜の実
あきあざみ秋薊あきざくら秋桜あきそうび秋そうび
あきのばら秋の薔薇あきばら秋薔薇あけび通草・木通
あけびかずら通草葛あけびだな通草棚あさぎりそう朝霧草
あさまりんどう朝熊龍胆あしのはな蘆の花あしはら蘆原
あれちのきく荒地の菊あれちのぎく荒地野菊あわ
あわのほ粟の穂いそぎく磯菊いぬほおずき狗酸漿
いも藷・甘藷いもづる藷蔓いものくき芋の茎
いわれんげ岩蓮華ういきょうのみ茴香の実うず烏頭
うすもみじ薄紅葉えぞりんどう蝦夷龍胆おおあざみ大薊
おおばこ車前子おにあざみ鬼薊(秋薊)おにのしこぐさ鬼の醜草
おもいぐさ思草かいわりな貝割菜・殻割菜かいわれな貝割れ菜
かぶとぎく兜菊かぶとばな兜花からいも唐藷
かりやす刈安きぐさ黄草きせるぐさきせる草
きつねばな狐花きびきびのほ黍の穂
きぶねぎく貴船菊くさのほ草の穂くさのほわた草の穂絮
くさのわた草の絮くらら苦参くれのおものみ呉の母の実
くろぶどう黒葡萄くろまい黒舞茸こうしゅうぶどう甲州葡萄
こうしょ紅薯こうらいきび高麗黍こうりゃん高粱
こぎのこ胡鬼の子(木)こすもすコスモスこぶなぐさ小鮒草
ごま胡麻こものはな菰の花こんぎく紺菊
さくらもみじ桜紅葉ざくろ柘榴ささりんどう笹龍胆
さつまいも甘藷・薩摩薯さとうきび甘蔗さんしちそう三七草
さんしちのはな三七の花さんしょのみ山椒の実さんまいばな三昧花
しおに紫苑しおん紫苑しそのみ紫蘇の実
しびとばな死人花しまいも島甘藷しゅうめいぎく秋明菊
しゅうらん秋蘭しょうきずいせん鍾馗水仙しょうきらん鍾馗蘭
しらみぐさ虱草しろまい白舞茸すおうのみ蘇枋の実
すてごばな捨子花すばしりごぼう須走牛蒡せんぶり千振
たうこぎ田五加たかきび高黍たけのみ竹の実
たであいのはな蓼藍の花たびえ田稗ちくしゅん竹春
ちるやなぎ散る柳つくしりんどう筑紫龍胆つくばね衝羽根・突羽根
つるりんどう蔓龍胆てんがいばな天蓋花とうきび唐黍
とうもろこし玉蜀黍とうやく当薬とくさ木賊・砥草
とりかぶと烏頭・鳥兜なんばんぎせる南蛮煙管なんばんきび南蛮黍
ぬかご零余子ぬきな抜菜のぎく野菊
のこんぎく野紺菊のじぎく野路菊はくさんよもぎ白山蓬
はごのき羽子の木はすのみ蓮の実はすのみとぶ蓮の実飛ぶ
はたびえ畑稗はちじょうかりやす八丈刈安はっさくばい八朔梅
はつほ初穂はつもみじ初紅葉はとうがらし葉唐辛子
はなまこも花真菰はまぎく浜菊ばんしょ蕃薯
ひえひがんばな彼岸花ひしのみ菱の実
ふうせんかずら風船葛ふじあざみ富士薊ふじごぼう富士牛蒡
ふたばな二葉菜ぶどう葡萄ふようのみ芙蓉の実
ぶんどう緑豆・文豆ほぐさ穂草ほじそ穂紫蘇
ほととぎす杜鵑草まいたけ舞茸まこものはな真菰の花
まんじゅしゃげ曼珠沙華みざくろ実石榴みやまりんどう深山龍胆
むかご零余子むかぶ球芽めなもみ豨薟
めなもみそう気連草ももふく桃吹くもろこし玉蜀黍・蜀黍
やきとうきび焼唐黍やなぎきばむ柳黄ばむやなぎちる柳散る
やまあざみ山薊(秋薊)やまひめ山女やりげいとう槍鶏頭
ゆうれいばな幽霊花ゆてんそう油点草よしのあき葭の秋
よしのはな葭の花よめなのはな嫁菜の花らん
らんのあき蘭の秋らんのか蘭の香らんのはな蘭の花
りゅうきゅういも琉球薯りんどう龍胆ろうはそう狼把草
わせ早稲わせのか早稲の香わせのほ早稲の穂
わたわたのもも棉の桃わたふく棉吹く
仲秋/ 動物 (虫・介・魚・鳥・獣)
季語読み季語読み季語読み
あきつばめ秋燕あきのかわず秋の蛙あなまどい穴惑い
あぶれか溢れ蚊ありあなにいる蟻穴に入るあわれか哀れ蚊
いぬつばめ去ぬ燕うみねこかえる海猫帰るおおましこ大猿子
おばなだこ尾花蛸かえるつばめ帰る燕かもきたる鴨来る
かもわたる鴨渡るかわずあなにいる蛙穴に入るきえん帰燕
ことり小鳥ことりくる小鳥来ることりわたる小鳥渡る
ごめかえる海猫帰るごめのこる海猫残るしゅうえん秋燕
すをさるつばめ巣を去る燕つばめかえる燕帰るとかげあなにいる蜥蜴穴に入る
のこるごめ残る海猫のこるつばめ残る燕はぎましこ萩猿子
はちがつか八月蚊はつがも初鴨はつもず初百舌鳥
べにましこ紅猿子へびあなにいる蛇穴に入るましこ猿子鳥